ろくろ棒の増設

各写真はクリックで拡大します。

1.織機前面のオレンジで印したフレームを、赤丸のネジをドライバーでゆるめ外します。

2.織機背面のオレンジで印したフレームを、蝶ネジをゆるめて外します。

3.筬のフレームを手前に倒し、本体フレームを左右に押し広げると、ろくろ棒が外れます。

4.踏み木とのタイアップを外せば、ろくろ棒と綜絖枠が外れます。



5.取り付けは1〜4の逆の手順です。ろくろ棒の芯には座金を通して装着します。

6.2本のろくろで4枚の綜絖を吊った状態です。

ワイヤーヘルドの増減

各写真はクリックで拡大します。

1.織機本体から綜絖枠を外します。はずすワイヤーヘルドを寄せます。

2.ワイヤーヘルドのロット穴に糸を通します。輪にして結びます。

3.下も同様に結びます。ひもを通すことで、再度装着する時に通しやすくなります。

4.綜絖枠横のネジをドライバーではずします。

5.ワイヤーヘルドを外し、元に戻します。

6.ワイヤーヘルドを増やす場合は逆の手順で、ロット穴のひもが付いたままの状態でロットに通していきます。

4枚綜絖の取り付け

柄を織り出すには複数の綜絖が必要となります。当織り機は増設性能に優れております。



2段ろくろを取り付けて綜絖枠を4枚吊った状態です。

 





上段のろくろを2本にして、それぞれに2枚ずつの綜絖枠を吊った4枚綜絖です。
 
上段ろくろは4本まで増やせ、様々な状態で綜絖枠は8枚まで増やせます。
(綜絖を5枚以上増やした場合、経糸の開口をスムーズにするため、別途経糸の延長機の取り付け設定もございます。)


踏み木(ペダル)の増設

綜絖枠の増設に伴いそれぞれを操作する踏み木も最大8本まで増やすことが出来ます。

オプションの取り付け方

整経台

  
蝶ネジで左右のフレームを取り付けます。綾取り棒等を付けます。7個のネジで完成します。

管巻

  
織り機上部のネジ位置に合わせ管巻くを取り付け、回転板の穴を上のネジ位置に合わせドライバーで締めます。回転板を180度回転させ下のネジを止めます。

サイドテーブル

 
サイドテーブルのピンを本体の穴に差し込み、蝶ネジで固定します。

織り教室での生徒さんの作品です      



ランプシェードを作るための生地を製作中です。模様織りの隙間から美しい光がもれるよう思案しながらの製作です。

元気な色彩の裂き織です。母娘ペアのバッグを製作予定です。

落ち着いた色味の草木染めの絹糸で、光沢のあるストールを仕上げました。着物にも合う作品です。

折りたたみ方 

465型は製作の途中でも折りたたむ事が出来ます。経糸おさえがありますので、折りたたんでも経糸が崩れません。


1
  
経糸おさえの棒をネジで固定します。→ペダルを手前に引きます。→ストッパーネジを左右はずします。


2
  
ろくろ棒を持ち、織り機の前部を引き上げます。